浮気調査の費用の相場と料金体系・浮気調査の費用を安く抑える方法

探偵の浮気調査にかかる料金・費用の相場は、いったいどれくらいかかるのでしょうか?

探偵や興信所に浮気調査を依頼したいけど、適正価格が分からないという方が多いのではないでしょうか。浮気調査は依頼する内容によって費用が変わってくるので、料金相場にはかなり幅があります。

そこでここでは、探偵に浮気調査を依頼する際の料金の相場や、分かりにくい料金体系、支払い方法、さらに浮気調査の費用を抑えるためにできることなどを解説していきます。

浮気調査の料金の相場

浮気調査の費用は、相談内容により異なるので、相場というものを出す事は難しいです。そこで、都内の探偵調査業者に行われたアンケートデータを見てみましょう。こちらを参考にすると、ある程度の料金の相場というものが見えてきます。

探偵興信所の調査料金水準に関するアンケート結果(2005年3月末)

時間あたりの調査料金(調査員2名の場合)
2.0万円以上~2.5万円未満・・・36%
1.5万円以上~2.0万円未満・・・28%
1.0万円以上~1.5万円未満・・・24%
(諸経費別)
車両費(調査用車輌・バイク)に関して(1日1台あたり費用)
無料・・・・・・・・・・・・・・・・36%
1.0万円以上~1.5万円未満・・・24%
1.5万円以上~2.0万円未満・・・16%
車両費を無料と回答した業者の時間あたりの調査料金
2.0万円以上~2.5万円未満・・・50%
1.5万円以上~2.0万円未満・・・13%
(諸経費別)
参考:東京都調査業協会

アンケート結果を見ると、調査料金が時間当たり2万円を超えていると車両費はかからないが、1.5万円以上~2万円未満だと車両費を1万円~1.5万円程度の費用がかかるケースが多いようです。

これらを見ると、行動調査(素行や浮気の調査)料金の平均は、調査員2名の場合で1時間当たり1.5万円~2万円前後という結果となります。

もちろん依頼内容や依頼主がどこまでの調査を求めるかにもよります。

相談内容にもよりますが、相場より明らかに高いと感じるなら、調査費用が不正に設定されている可能性があります。調査会社が提示する費用が高すぎるのではないかと感じたら、他の探偵事務所にも見積もりを依頼してみて、適正価格かどうかチェックしてみると良いでしょう。

また、料金を相場より安く設定しているところも要注意です。調査にはある程度コストがかかるにもかかわらず、見積もりがあまりにも安い場合には、どこかでコストを削減している可能性があります。

例えば調査員2名での調査と偽り、実際には調査員1名で調査を行っていたり、ろくに調査も行わず、その後追加料金と言って費用を請求してくる悪徳な探偵事務所もありますので、あまりに料金が安い場合には注意しましょう。

料金の支払い体系

料金の支払い体系は、探偵事務所によって異なります。調査料金が安くても、経費や報告書作成費などが含まれていないこともあるので、トータルの料金がいくらになるかしっかり確認しておきましょう。

浮気調査の費用内訳

通常、探偵や興信所の調査費用は基本的には次のような内容で構成されています。

成功報酬金 調査が成功したときに支払う報酬金
調査料金 着手金、人件費(タイムチャージ・日当・出張手当)、深夜早朝割り増し、危険手当など
実費(経費) 遠方への交通費・宿泊費・車両費・燃料費・高速代・通信費・器材費・印刷費・対象店出入り費用・フィルム費・その他情報入手にかかる費用など
手数料 ビデオ・DVD作成費・報告書作成費など

料金体系

料金体系は探偵事務所により異なりますが、大きく分けると以下の3種類になります。

  • 時間料金制
  • パック料金制
  • 成功報酬制

時間料金制

調査員が稼動した時間を元に料金を決定する料金システムです。この料金システムを取り入れている会社は非常に多く、1時間あたりいくらと表記されるので、料金体系が分かりやすいのが特徴です。

ただし調査員の稼動時間に対する費用なので、基本料金や経費は別にかかることになります。

パック料金制

事前に調査時間や経費、書類作製費などを全て含めて一定の金額を設定する料金システムです。見積もり以上の料金になりにくく、とても分かりやすい料金プランです。

ただし短時間で結果が出た場合でも、全額費用を支払わなければいけないので、割高になってしまうことがあり注意が必要です。

またパック料金制でも、別途調査にかかった費用を実費として請求する会社もありますので、事前に確認が必要です。

成功報酬制

依頼者が調査に必要な元金を着手金として支払い、調査が成功したときに成功報酬分として別途料金を支払うシステムです。結果が出なければ料金を支払う必要がないため、お得な料金プランです。

しかし「成功」の基準が、調査会社と依頼者とで認識の相違が起こる可能性があため、成功報酬制が最もトラブルを引き起こしやすい料金体系でもあります。

依頼者は「浮気の証拠を掴んだ」ことが成功と認識しますが、対象者が浮気をしていない可能性もあります。調査会社にとっては「浮気をしていない」ことが分かった場合も「成功」となります。

依頼する際には調査会社の「成功」の定義についても、しっかり確認をしておきましょう。

浮気調査の支払い方法

探偵の浮気調査の支払い方法には、先払いと後払いがあります。探偵事務所によって異なりますが、前払いを採用している事務所の方が多く、後払いを採用している探偵事務所は少ないのが現状です。

しかし、後払いに対応している探偵事務所もあります。また、分割やクレジットカードに対応している事務所もありますので、事前に確認してみてください。

関連:浮気調査で後払い・クレジットカード・分割払いが可能な探偵事務所・興信所

浮気調査の費用を抑える為にできること

浮気調査の費用の相場で、浮気調査のだいたいの費用の目安がわかったと思います。それでは実際に浮気調査を依頼する際に、調査費用を抑えるためにはどうすればよいでしょうか。

浮気調査の費用を抑えるには?

浮気調査の費用は、相談内容、調査期間、時間、調査員の人数、さらに事前にどれだけ証拠を集めているかによって変わってきます。

調査員の費用は、探偵事務所によっても異なりますが、だいたい1時間当たり1.5万円~2万円前後くらいかかりますので、何日間に渡って浮気調査をしてもらうかで費用が変わってきます。

浮気の手がかりが全く無いような場合は、調査期間が長くなり、調査費用も莫大になってしまいます。

しかし、浮気する日がある程度特定できるなら、その日に探偵に調査をしてもらえば、調査期間が短くなり、調査費用を抑えることができます。

浮気をする日が特定できなくても、浮気の傾向がわかれば、怪しい日の周辺を調査することで、実際に浮気をしている現場に遭遇する確立が高まります。

費用を抑えたいのなら、ある程度浮気の傾向を知っておいた方が良いでしょう。

依頼する前にあると良い情報

調査費用をできるだけ安く抑えるには、他にも以下のポイントがあげられます。

  • 浮気しそうな日時
  • 対象者の情報
  • 浮気相手の情報
  • 自分で手に入れた浮気の証拠
  • 日記を付ける

ただし相手にバレてしまうと相手の警戒心を高めてしまい、その後の調査が難しくなってしまうので、あまり無理をしないようにしましょう。

浮気しそうな日時

いつ浮気をするのかある程度予測ができれば、その日を中心に調査を行うことができます。

例えばメールのやり取りから、出張と称して浮気相手と旅行に行くと事前に分かっているような場合、その日に絞って調査をすることで、調査費用を最小限にすることができます。

またクリスマスやバレンタインなどのイベント前後の週末は、浮気相手と会う確立が高くなります。この時期に出張や飲み会などがあれば、調査する絶好のチャンスと言えます。

対象者の情報

探偵が調査対象者(夫や妻、もしくは恋人)を特定するのに時間がかからないようにするため、調査をする対象者の情報をできるだけ詳しく伝えます。

名前、身長、体重、容姿、普段の服装、性格、勤務先、車を持っていれば、車種や色、ナンバー、よくある行動パターンや、顔写真などです。

浮気相手の情報

浮気相手の写真や名前、勤務先、車種や車のナンバーなど、知っていれば伝えます。
浮気相手の情報を調査する時間が短縮されるので、調査費用を安く抑えられます。

自分で手に入れた浮気の証拠

電話やメール、ラインなどのやり取りのキャプチャーや、ホテルのレシートなど、浮気の証拠があれば提示します。これらから、浮気の傾向を予想をすることができます。

自分で浮気調査するには、こちらを参考にしてください。
参考:自分で浮気を調査する方法

日記を付ける

全く証拠が無いという場合でも、日々の行動を日記に書くことで、対象者の行動パターンがわかるようになってきます。

例えば、残業で遅くなった日を記録しておけば、遅くなる曜日が同じであることに気づいたり、怪しいレシートやメールの内容と照らし合わせることで、一致する内容が出てきたりします。

日記を付ける際は、対象者の日常の帰宅時間や、帰宅が遅くなった日は何時に帰宅したのかなどを記録しておくことで、ある程度パターンを予測することができます。

また日記を付けることによって、今後自分はどうしたいのか、自分と向き合うこともできるようになります。

関連:浮気を見破るために日記を書く

浮気調査の費用まとめ

調査料金はひとつの目安ではありますが、肝心なのは料金だけで探偵事務所を決めないことです。

調査能力の高い会社は、料金が高くても簡単にペイできるところもありますし、調査能力の低い会社に頼むと、二度と調査ができない状態にされてしまうこともあります。

料金だけでなく、実績や調査力など総合的に判断した上で調査会社を選ぶことが重要です。

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