尾行をすれば相手がどんな行動を取っているかわかるので、浮気をしているかどうかはすぐに分かります。この方法だと、浮気相手がどんな人なのかも特定することができます。
しかし尾行は時間と労力がとてもかかる調査方法です。プロの探偵ではない一般人が尾行をするので、時間と労力のわりには証拠を取れる可能性が低く、場合によっては相手に尾行がバレてしまったということにもなりかねません。
まずは難易度の低い自分でできる浮気調査から始めてみましょう。小さな証拠だとらちが明かないという場合や、浮気現場を押さえたいという場合には、尾行も検討してみましょう。ただし、尾行は正しく行わないとトータルで見ると無駄にすることになりかねます。
いくつかの注意点がありますので、ここでは尾行と現場の撮影をセットで解説していきます。
Contents
自分で尾行する
尾行はとても難易度が高い浮気調査方法です。特に顔が知れた相手を尾行する場合は、非常にバレる可能性が高いです。顔や歩き方のクセなどで悟られてしまう確率が高いので、失敗する可能性が高いのであまりおすすめできません。
それでも尾行を行いたいという人は、以下のような準備をして慎重に尾行を行ってください。尾行がバレても自己責任になりますので、十分注意して行うようにしてください。
徒歩で尾行する場合
変身用の帽子や服装、サングラスなどを揃えて、相手にバレないようにしましょう。あまり変装が過ぎると、かえって目立ってしまう場合もあるため、変装は帽子やメガネ程度にし、尾行する土地柄に合った服装、違和感のない服装にしましょう。
徒歩で尾行する場合に揃えておいた方が良いもの
- 変身用の帽子・・・顔が隠れるツバの広いもの、折りたたんで鞄の中にしまえると良い
- 服装・・・目立たない違和感のない服装
- メガネやサングラス・・・顔を隠す用
- 撮影用のカメラ・・・ズームができて手ぶれ補正などがあると良い
車で尾行する場合
対象者が車で行動する場合は、自分の車では気づかれるのでレンタカーの手配もしておいた方が良いです。
車での尾行は、移動するスピードが速いことに加え、運転手はバックミラーで後方の車を確認できるので、徒歩での尾行よりも何倍も難しいです。
移動中は調査対象の車の真後ろには付かず、最低でも車1台分離れて尾行しましょう。また、急な進路変更をする場合もありますので、臨機応変に行動できる運転力も必要です。無理だと思ったら深追いせずに尾行は中止しましょう。
車で尾行する場合に揃えておいた方が良いもの
- レンタカーもしくは友人の車
- サングラス・・・顔を隠す用
- 撮影用のカメラ・・・ズームができて手ぶれ補正などがあると良い
ただしこれらを用意して尾行をしても、尾行していることが気づかれれば、すぐに正体がバレてしまいます。相手にバレてしまえば、次からはさらに警戒して浮気をされてしまうでしょう。ここでようやく探偵などに依頼をしても、それ以降証拠が掴みにくくなってしまいます。相手に尾行がバレそうになったら、深追いせずに途中で尾行は中止しましょう。
浮気現場を写真におさめる
尾行で相手が浮気をしていると判明しても、証拠として写真に収めない限り、本人は認めない可能性があります。浮気現場を見たと言っただけでは、見間違いじゃないか、証拠を出せと言ってくるでしょう。
浮気の証拠を得るには、ホテルなどに出入りしている瞬間を写真に収めなければなりません。2人で会っているところを撮影しても、ただの友人と言われてしまえば浮気は立証できません。
運よく浮気相手とホテルに入る瞬間に出会えたとしても、その瞬間をカメラなどに収めるには、タイミングや高いスキルが必要になってきます。不安なら、事前に何回か予行練習をしておくと良いでしょう。
また、写真を撮影する際は必ず対象者と浮気相手の顔がわかるように撮影しましょう。せっかく写真に撮れたとしても、手振れや2人の顔がしっかり確認できないような写真では、「これは自分ではない」と言い張られる可能性もあります。また顔が判断できないと、裁判でも証拠として認められない可能性が高いです。
せっかく撮った写真が証拠として機能しなければ、もしその後裁判などになった場合、相手の不貞が立証できず、慰謝料を取れない可能性もあります。もし相手が一旦浮気を認めても、慰謝料請求の際に意見を変えてくる人もいるので、時慰謝料を請求する場合はしっかりとした写真を証拠として手に入れておいた方が良いでしょう。
尾行をしてみて、途中で見失ってしまった、もしくはバレそうになったなどの場合には、焦らずに尾行を中止しましょう。深追いすると尾行していたことが相手にバレてしまいます。
自分では力不足だと感じたら、プロの探偵に相談してみましょう。尾行の時間と労力を考えたら、かえって探偵に依頼した方が確実に証拠が取れたということもあります。
友人に尾行を頼む
これもバレる可能性が高いので、あまりおすすめできません。確かに尾行をする際に、協力者がいてくれた方が心強いです。しかし友人といっても素人ですので、友人に頼んだからといって尾行が成功するとは限りません。
また友人に浮気調査を頼む場合、「家族の問題」に巻き込むことになります。
いくら仲が良い友人でも所詮は他人ですので、事態が深刻であればあるほど、相手にとって負担となります。頼まれた方も断り難いです。
もちろん友人も頼まれたら一生懸命やってくれるでしょうが、もし尾行していることがバレてしまっては、かえって事態を悪化させることさえあります。調査が上手くいかなかった場合、それにより友人関係が悪化することにもなりかねません。
また友人が、あなたの浮気調査について誰かに話してしまった場合、同じコミュニティー内であれば、噂になって相手にバレてしまうということもあります。
浮気問題は繊細な問題です。これらを踏まえると、友人に尾行を頼むことはリスクが高いと言えるでしょう。
もし友人に尾行に協力してもらう場合は、信用できて口の固い人、さらに対象者に顔が知られておらず、時間に余裕があり、臨機応変に行動できて協力的である人。これらの条件を満たす相手がいれば、相談してみると良いでしょう。
探偵に浮気調査を頼む
一番確実に浮気の証拠を掴みやすいのが、プロの探偵に浮気調査を依頼する方法です。探偵の浮気調査は、尾行して浮気している証拠を手に入れることが目的となります。
探偵に浮気調査を頼むメリットは、やはり自分で調査するよりも正確に、高い確率で浮気の証拠を手に入れられることです。
デメリットはお金がかかるということでしょうか。業者に依頼するということは、当然調査費用がかかります。ですが、お金を払ってプロに調査をしてもらうのですから、自分で尾行するよりも高い確率で結果を得ることができます。
またプロの探偵は、現場の撮影も専用の機材を使用しますので、写真の解像度が低くて証拠として使えないなんてことにはなりません。夜などで暗闇での撮影でも、鮮明な証拠写真を残すことができます。出張などとウソを付いた泊りがけでの浮気でも、すべて行動を追って写真や報告書として証拠を取得してくれます。
自分で尾行や浮気調査が難しいと感じた場合や、決定的な浮気の証拠が欲しいと思っている場合は、プロの探偵に依頼してみると良いでしょう。
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