自分で浮気・不倫の証拠を見つける方法

浮気・不倫の証拠を見つけるにはどうすれば良いのでしょうか。浮気をしている相手は必死に証拠を隠していますから、浮気の証拠となるものを探すのは大変です。

しかし、浮気の証拠が無いと、配偶者や浮気相手に慰謝料請求をすることは難しいでしょう。さらに、証拠がなければ浮気自体を否定されてしまいかねません。

今後あなたに有利になるように進めていくためにも、まずは浮気の証拠を集めることが必要です。探偵や興信所を使うと高い費用がかかるので、まずは自分でできる範囲から証拠を集めましょう。

また探偵に依頼する場合にも、ある程度の証拠が揃っていると、調査費を安く抑えることができますので、探偵に依頼する場合でも下調べとして自分で浮気の証拠集めをしておきましょう。

ここでは、自分でできる浮気の調べ方と、探偵の浮気調査について解説しています。

浮気チェックポイント

浮気・不倫を疑うということは、何かしら怪しい行動や兆候があったはずです。まずは、浮気をしているかチェックポイントでチェックしてみましょう。

  1. 携帯電話を肌身放さず持ち歩いている。
  2. 携帯電話やパソコンがロックされている。
  3. 電話が鳴っても自分の前では出ようとしない。
  4. 電話の発着信履歴が削除されている。
  5. メールの送受信履歴をすぐに削除する。
  6. 携帯電話の利用料金が増えた。
  7. 携帯ばかり気にしてソワソワしている。
  8. 電話越しに話す際に明らかに態度が怪しい事がある。
  9. 携帯電話を常にマナーモードにしている。
  10. 携帯電話を2台(仕事用の場合もある)持つようになった。
  11. シートの位置が変わっている。
  12. カーナビの履歴や走行ルートが消去されている。
  13. カーナビに知らない地点の登録や走行ルートが残っている。
  14. 灰皿に知らない銘柄の吸殻がある。
  15. 車内を頻繁に掃除するようになった。
  16. 車の走行メーターが増えるのが早くなり、ガス代が増えた。
  17. 急に残業が増えて帰宅時間が遅くなった。
  18. 休日出勤や出張が増えた。
  19. 帰宅後すぐにお風呂に入るようになった。
  20. 急に服装や体系に気を使うようになった。
  21. 見たことの無い下着がある。
  22. 香水をつけるようになった。
  23. 映画やレストランにやたら詳しくなった。
  24. あまり目を合わせなくなった。
  25. 夜の行為を拒むようになった。
  26. 会話やスキンシップが減った。
  27. 趣味や好みが変わった。
  28. 外出時にどこに行くなどの予定を詳しく言わなくなった。
  29. 予定を聞くとイライラしたり機嫌が悪くなるようになった。
  30. 急に優しくなったりすることがある。

参考:浮気チェックポイント

浮気の証拠が必要なのはなぜ?

ただ浮気をしているかどうか知りたいだけならともかく、相手に浮気を認めさせるためにはそれなりの証拠が必要です。証拠がないのに憶測で浮気を疑うだけでは、相手は誤魔化したり否定したりしてなかなか認めないでしょう。

たいていは浮気を問いただしても最初は必ずシラを切ります。矛盾点や怪しい行動などを指摘しても、誤魔化せる間は誤魔化します。さらに、メールなどの証拠があって立場が不利になると、人によっては逆ギレして話を濁したり、その場から逃げ出したりします。とにかく浮気をしている人は最後の最後まで認めません!

そういう相手に、証拠もないのに問い詰めて何になるでしょうか。浮気をしているんじゃないかと思っても、証拠がない間はむやみに問いただしたりせず、まずは証拠を見つけることが肝心です。

またもし今後、慰謝料の請求を考えていたり、離婚をする上で裁判になるような場合、法的に有効な証拠が必要です。既婚者の場合、不貞行為を行った配偶者と浮気相手に対して慰謝料を請求することができます。浮気相手に慰謝料を請求する場合、相手がすんなりと話し合いに応じてくれれば良いのですが、支払いを拒まれた際には裁判となりますので、不貞行為が立証できる証拠を手に入れておく必要があります。

関連:夫に浮気・不倫されて離婚したい時に知っておきたいこと

離婚は考えていないという場合でも、浮気の証拠は手に入れておきましょう。不貞を働いた側は法律上「有責配偶者」となり離婚請求が認められません。浮気の証拠があれば、相手が離婚したいと言ってきても、一方的な離婚はできなくなります。

関連:浮気・不倫されたけど離婚したくない時に知っておきたいこと

法的に浮気の証拠となるもの

裁判でも使える浮気の証拠は「不貞行為」、つまり浮気相手と肉体関係があったと証明できる証拠でなければなりません。

不貞行為の証拠となるもの

不貞行為の証拠となるものは以下のようなものになります。

  • 両方の顔が判明できる浮気現場の動画や写真
  • 浮気相手とのメールやSNSでのやり取り
  • 録音音声

不貞行為の証拠となるものは肉体関係があったことを証明できるものですから、ホテルに出入りしている写真や、浮気相手の家に出入りしている写真などの、浮気現場を押さえた動画や写真が有効です。これらは両方の顔が判明できる、なおかつ複数回もしくは連続性のある写真である必要があります。

さらに、携帯電話やパソコンのメールで浮気相手と肉体関係があったと関連付けられるような内容のメールも不貞の証拠として使えます。挨拶や一条会話程度おメールでは肉体関係が裏付けできないので証拠としては弱いでしょう。

そして録音音声ですが、配偶者が不貞を認めるような内容や、浮気相手との会話は不貞の証拠になります。浮気の自白を促す際には、念のため自白を録音をしておくと良いでしょう。ただし、盗聴器を仕掛けて録音したような音声の場合、録音の手段や方法が著しく反社会的であると判断されれば、証拠として否定されることもあるので注意しましょう。

参考:浮気の証拠となるもの

法的には有効ではないが状況証拠となるもの

一般的に浮気をしている事実が客観的に証明できる証拠です。裁判では有効な証拠としては取り扱われませんが、より強い強い証拠と組み合わせることによって、これらの弱い証拠も生きてきますので、なるべく多くの証拠を手に入れましょう。

  • 不貞行為を裏付けるような手紙や日記
  • 怪しいレシートや領収書
  • 通話履歴の記録
  • カーナビの履歴
  • クレジットカードの明細
  • 友人などの第三者の証言

また、人によってはこのような証拠だけでも浮気を自白させたり、浮気の事実を認めさせることができます。怪しいと思うような証拠となるものは全て集めておきましょう。

参考:浮気した相手に浮気を認めさせる方法と注意点

証拠を見つけてもすぐに問い詰めないで!

浮気の証拠が見つかれば、カッとなってすぐに問い詰めたりしてしまいがちですが、すぐに問い詰めるのはやめてください。その証拠は、肉体関係を証拠付けるだけの説得力のある証拠ですか?

ラブラブなメールのやりとりだったり、浮気相手との2ショットなど、一見明らかに浮気をしている!と思う証拠でさえも、ふざけて送った・撮ったなどと言われてしまえば、浮気の事実を認めさせることはできません。逆に疑われていることに対して逆ギレしたり、さらに警戒して証拠を残さないように浮気を続行する恐れもあります。

ましてや慰謝料請求や離婚をしようと思っているなら、法的には役に立たないような証拠だけでは、あまりにも心もとないです。名誉毀損で訴えられ、逆に自分が不利な立場になるという事もありえるのです。

法的に有効な証拠は、個人で手に入れるにはかなりの労力と時間を要します。もし自分で確実な証拠が入手できないようなら、プロの探偵に依頼するのも考慮した方が良いでしょう。

自分で浮気の証拠を集める方法

さて、では確証を得るためにも、一般的に浮気がわかるような証拠を探していきましょう。簡単な浮気調査ならば自分でも行うことが出来ますので、まずは自分で浮気の証拠を探していきましょう。

ここで紹介する方法は、主に浮気をしているかどうか確証を得るために行うものです。離婚や慰謝料の請求を行う場合や、小さな証拠では絶対に浮気を認めようとしないようなタイプの人には、より確実な証拠を手に入れる必要もあります。

浮気を調べるポイント

  • 携帯の中を調べる
  • 車の中を調べる
  • 家の中を調べる
  • パソコンの中を調べる
  • カバンや財布の中を調べる
  • 日記をつける
  • 尾行する

携帯(スマホ・iPhone)の中を調べる

携帯は浮気の証拠の宝庫です。携帯の中身を見れば、浮気をしているかどうかは、かなり高い確率で確証を得られます

しかし相手に黙って携帯を見るのは、お互いが了承していなければ、夫婦間であってもマナー違反です。もし何も証拠が見つからなかったとしても、携帯の中身を黙って見たことが相手にバレれば、あなたの信用が疑われることもあるので注意しましょう。

詳しく見る:携帯から浮気の証拠を見つける方法

関連:
▶︎ パートナーの携帯(スマホ)の中身を見る方法
▶︎ LINE(ライン)からパートナーの浮気の証拠を探す方法
▶︎ 浮気や不倫に使われることが多いアプリはこれ!

車の中を調べる

車を持っている場合、浮気相手と会う際に使用していることがあります。車の中は人目に付かず、浮気をするにはもってこいの場所です。特に男性の場合、女性が車に疎いと思っているため、ここら辺をおろそかにする人は多いですから、車内を隅々までチェックしましょう。

怪しいレシートや自分以外の異性の髪の毛を見つけたり、カーナビの履歴から浮気相手とのデートが発覚したりするかもしれません。またはゴミ箱の中から使用済みのコンドームが出てきたなんてこともあるかもしれません。

詳しく見る:車の中から浮気を調べる

家の中を調べる

既婚者の場合、まずは家の中を探してみましょう。カップルでも同棲中の方や、相手の家に行った際、相手がいない間を見計らって、部屋の中をチェックしてみましょう。特に相手の趣味や書斎などのプライベートスペースを重点的に探しましょう。

見たことが無いものや怪しいものが無いか、怪しいメモや、手帳などにも浮気相手と会う予定が書いてあったりしないかチェックしてみましょう。

詳しく見る:家の中から浮気を調べる

パソコンの中を調べる

パソコンの中からも、浮気の証拠となるものを見つけることが出来ます。携帯をチェックされても良いように、浮気相手との写真はパソコンの中に保存している場合もあります。怪しいフォルダが無いか、隠しフォルダが無いかなどもチェックしてみましょう。

さらにブラウザの履歴から、デートの下調べやプレゼントの検索履歴などの証拠を見つけることができます。

詳しく見る:パソコンの中身から浮気を調べる

カバンや財布の中を調べる

カバンや財布の中もプライベートの領域なので、浮気の証拠を見つけやすいです。本人がいない間を見計らって、バレないようにカバンの中をチェックしてみましょう。

見慣れない怪しいものは無いか、また財布の中にも怪しいレシートが無いかチェックし、調べ終わったら中身は元あった位置に戻しておきましょう。

詳しく見る:カバンや財布の中から浮気を調べる

日記を書く

日記自体は浮気の強い証拠にはなりませんが、日記を書くことによって行動パターンがわかるようになります。行動パターンがわかるようになると、ある程度「この日は浮気をしていそうだな」という目星をつけることができます。

その後もし探偵に依頼する際にも、特定の日を指定して調査を依頼することができるので、探偵に浮気調査の依頼をすることを考えている人はぜひ日記をつけることをオススメします。

詳しく見る:浮気を見破るために日記を書く

尾行する

浮気の証拠として一番確実で強い証拠というのが、浮気現場の写真やビデオです。これらを手に入れるためには、浮気をしているパートナーを追跡し、浮気相手と接触したところを写真などに収めなければなりません。

尾行は成功すれば浮気現場を押さえられますが、個人で行うには最も難易度が高く、失敗する確立が高いです。なんでも自分でやろうとして無理をしないように気をつけください。

詳しく見る:尾行して浮気を調べる

自分で浮気を調べるメリット&デメリット

自分で浮気調査する場合のメリットは、調査にかかる費用はほとんどかからないか、安く抑えることができます。

しかし、お金がかからない分手間と時間がかかります。できる範囲も限られており、裁判で使えるような有力な証拠を手に入れるのはなかなか難しいと言えます。

自分で調査を行う場合のデメリットは、「浮気を疑っていることがバレる」ことが多いです。

浮気を疑っていることが相手にバレると、相手は証拠を残さないように以前より慎重に浮気をするようになります。こうなってしまった時点で探偵に浮気調査の依頼をしても、浮気の証拠を取得することが非常に難しくなってします。

自分で調査を行うのが難しいと思うなら、探偵事務所(または興信所)に依頼することも考慮してみましょう。

浮気の証拠がなかなか手に入らない場合

浮気をしている人はたいてい証拠を隠しますから、なかなか証拠が手に入らないということも出てくるかと思います。証拠がないと、浮気の事実を認めさせることはおろか、慰謝料請求や離婚も有利に進めていけません。

カマをかける

証拠がない場合にカマをかけて相手の自白を誘う方法もあります。証拠がないので、浮気をしているかどうかの反応を見る目安にしかなりませんが、うまくいけば相手が自白してくれるかもしれません。

関連:カマをかけて浮気を見破る方法

探偵に浮気調査を依頼する

自分で浮気の証拠を探すのが難しいと思うなら、探偵事務所(または興信所)に依頼することも考慮してみましょう。相手はプロですから、自分で行うよりも確実に、証拠能力の高い証拠を手に入れることが可能です。

慰謝料を請求する場合や離婚を考えている場合、自分で見つけた小さな証拠を元に、裁判でも利用できる証拠を手に入れるために探偵に浮気調査を依頼するという人も多いです。

関連:探偵の浮気調査とは

探偵に浮気調査を依頼する方法

浮気の疑惑や確証があっても、本人が絶対に浮気を認めないような場合に、より強力な証拠が必要な場合もあります。

また離婚や慰謝料を請求するような場合、ある程度確実性のある証拠を提示しなければなりませんが、自分で集めたレシートやメールの内容だけでは証拠としては弱く、裁判では認められない可能性があります。

探偵に頼む場合、調査費用はかかりますが、裁判でも利用できるような確実で言い逃れのできない証拠を手に入れる可能性が高くなります。

浮気の証拠がなかなか手に入れられないような場合にも、最初から業者に依頼をした方が確実で利用性の高い証拠を押さえることができます。

こんな人は業者に頼むことも考慮してみましょう。

  • 自分で調査するには精神的に荷が重いと感じる人
  • なかなか自分の時間が取れずに忙しい人
  • パートナーの口がうまく、浮気を絶対に認めないタイプの人
  • なかなか浮気のしっぽが掴めない人
  • 慰謝料を請求する為の決定的な証拠が欲しい人
  • 離婚を考えており、裁判になった際に有利に進めたい人

探偵の調査費用と相場

浮気をする日が分かっているなら、その日にピンポイントで調査を依頼すれば、調査費用も抑えることができます。

関連:浮気調査の費用の相場と料金体系・浮気調査の費用を安く抑える方法

また、依頼するお金が無いけど、慰謝料で支払いをしたい・分割で支払いたいという人は、後払いやクレジットカードが使える探偵もあります。

関連:浮気調査で後払い・クレジットカード・分割払いが可能な探偵事務所・興信所

探偵の無料相談が使える

探偵事務所・興信所には相談窓口があり、浮気・不倫について相談することができます。浮気問題はなかなか他人に相談できる内容でもないので、深刻であればあるほど相談できる人がいなく、一人で悩んでいるという人もいるかと思います。

悩んでいる時に、誰かに話を聞いてもらえるだけでも心が落ち着くことができるので、こういった無料の相談窓口を利用すると良いでしょう。

関連:探偵に電話・メールで浮気の無料相談

浮気・不倫の証拠まとめ

いかがだったでしょうか。浮気・不倫を見つけた時は何から手をつけていいかわからず混乱してしまうかもしれませんが、まずは冷静になって証拠を手に入れることが先決です。その証拠を使えば、相手に浮気の事実を認めさせ、浮気・不倫相手と別れてもらったり、慰謝料を請求したりできます。

関連:浮気した相手に浮気を認めさせる方法と注意点

また、離婚においては親権・慰謝料・財産分与など法律的なことが関係してくるため、できれば弁護士に依頼しましょう。

夫婦関係をやり直したいという方は、夫婦間で話し合うのはもちろんですが、場合によっては専門のカウンセリングなどを利用していきましょう。夫婦関係の修復は、浮気をした方のみではなく、された方も話を蒸し返さないなど双方の努力が必要です。

関連:浮気・不倫されたけど離婚したくない時に知っておきたいこと

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