最近夫の様子がおかしい、妻が派手になった、まさか浮気しているんじゃないか・・・。配偶者の浮気が気になると、居ても立っても居られないですよね。
浮気(不倫)をしている人は、大抵携帯(スマホ)で浮気相手と連絡を取っていますから、携帯やスマホの中身を見たいと思うのは真っ当なことです。
しかし勝手に携帯やスマホを見てしまうと、プライバシーの侵害などと言われ、あなたの信用も落としかねません。
では、相手に黙って携帯やスマホを見ることはそんなに悪いことでしょうか?確かに黙ってプライバシーを覗くような行為ですから褒められたことではありませんが、もし相手が浮気をしていたとしたら、浮気の行為自体の方がよほど悪い裏切り行為になります。
そこで今回は、パートナーの携帯・スマホの中身を見ることについて詳しく解説していきます。
Contents
携帯(スマホ)にロックがかかっていたら浮気?
最近はセキュリティの面からも、携帯やスマホにロックをかけている人も珍しくありません。携帯電話は個人情報の固まりですから、ロックがかかっているからといって、一概に相手が浮気をしているとは限りません。
むしろ携帯を紛失した際などのセキュリティの面でも、本来ならばロックをかけるべきです。特にスマホは、銀行のアプリやおサイフケータイなどの機能が入っている場合があるので、スマホを紛失、盗難した場合を想定してロックはかけておいた方がいいでしょう。
つまり、今まで携帯(スマホ)にロックがかかっていなかったのに、急にロックをかけ始めたからといって、浮気を疑うのは早とちりです。浮気を疑う場合、ロックをかけるようになったのと同時に、以下のような行動も見て総合的に判断しましょう。
- 携帯(スマホ)を肌身離さず持ち歩くようになった。
- スマホの画面を下にして置くようになった。
- 電話やメールの着信があってもその場で見よう(出よう)としない。
- LINEなどのスタンプ使いが巧みになった。
- セックスを拒まれるようになった。
- 前と比べてトイレやタバコの時間が長くなった。
- 残業や休日出勤がやたらと増えるようになった。
さらに詳しくチェックする場合はこちら→ 浮気チェックポイント
携帯(スマホ)の中を相手に黙って見るのは違法?
では、ロックがかかっている状態の携帯やスマホを、相手の許可を得ないで見るのは違法になるのでしょうか?
本人の同意なしにロックを解除して中身を見ることはプライバシー侵害で法律に触れる可能性があります。また刑事事件では、他人のパスワードを使ってネットワーク上のメールボックスにアクセスするのは、不正アクセス行為となり違法です。
不正アクセスとは
本来の権限が認められていないにも関わらず、ネットワーク経由でネット上の情報にアクセスし、他人の情報の取得、改ざん、消去を行うことを言います。
例えば、スマートフォンを介してネット上に保存されているGmailやYahoo!メールなどの情報を見ることは不正アクセス禁止法に触れる可能性があります。
さらにSNSやメッセンジャーアプリ等で自動ログイン状態になっている場合も、本人の許可なく無断で開けば不正アクセスに該当する可能性があります。
プライバシーの侵害とは
私生活や個人情報のうち他人に知られたくないものを侵した場合、不法行為として加害者は慰謝料を中心とした損害賠償義務を負います。
例えばスマホ内に保存されているメールを見る場合、プライバシーの侵害となる可能性は高くなります。プライバシーの侵害で処罰は受ることはありませんが、民事の不法行為で損害賠償を請求される可能性があります。
しかしこれが同居の夫婦間の行為の場合、取得行為は軽い違法ですが、長期に渡る不貞行為と比較すると不倫の罪の方が悪質と取られることもあり、一概にダメとは限りません。
婚姻関係にある場合は、夫婦間に貞操(ていそう)義務があり、配偶者以外の異性と性行してはならないと言う義務が生じます。
通常、裁判では違法に入手された証拠は採用されませんが、不倫のような配偶者が貞操義務違反をしていた場合、メールのやり取り等の証拠は裁判でも採用されることが多いようです。
ただし過去に夫が勝手に妻のメールを何百回と見て逮捕されたケースもあるので、適度を守ってほどほどにしておきましょう。
パスワードがかかっていた場合の解除
携帯(スマホ)にパスワードがかかっている場合、解除するにはパスワードが必要です。パスワードの入力の場合、一般的に覚えやすい番号を利用することが多いです。
4桁のパスワードだったら、誕生日や西暦、記念日などが考えられます。同じパスワードを使いまわしていることも多いので、思い当たる4桁の数字があれば試していきましょう。
他にも考えられるパスワードは以下のようなものが挙げられます。
多く利用されているパスワード
- 1111
- 1234
- 1212
- 6969
- 2000,1000・・・などの簡単な数字
- 7777,5555・・・などのゾロ目
- 1313,2112・・・などの1と他の数字の組み合わせ
覚えやすい番号
- 自分の誕生日、子供の誕生日
- あなたの誕生日、2人の記念日
- 浮気相手の誕生日、浮気相手との記念日
- 車のナンバー(もしくは過去の車のナンバー)
- 銀行の暗証番号、免許証の番号
- 電話番号(もしくは過去の電話番号)の下4桁
またiPhone6s以降、もしくはOSアップデートしたiPhoneなどのiOS9以降から、パスコードが6桁のカスタムの数字コード、もしくはカスタムの英数字コードが選べるようになりました。
桁が増えるだけでなく、数字と英字の組み合わせのパスワードだと、パスコード組み合わせがより複雑になりますので、見破るのはかなり難しくなっています。
ただしこちらも、よく使われているパスワードや覚えやすい英数字にしている人が多いので、思い当たる英数字があれば試してみる価値はあると思います。
多く利用されているパスワード
- 123456
- password
- 12345678
- 111111
- 112233
- 123123
- 121212
- 777777
- abc123
- welcome
ちなみにAndroidは5回失敗すると30秒間パスワードが入力できなくなります。
iPhoneは6回目に失敗すると「iPhoneは使用できません 1分後にやり直してください」と表示されて1分間パスコードが入力できなくなります。
さらに7回目以降はやり直しの時間が増えていき、9回目にはなんと60分間使用不可になります。そして11回目の失敗で同期済みのiTunesに接続しなければならなくなります。iTunesに接続すれば再び入力が可能となります。
また注意したいのが「データを消去」の設定をオンに設定している場合、10回目の失敗でデータが全て削除され工場出荷時の状態に戻ってしまいます。設定されているかは外部からはわからないので、中身を見ようとして初期化してしまわないように気をつけてください。
スマホの指紋認証の解除
指紋認証でロックがかかっている場合、パスワード解除よりも簡単です。相手が寝ている間に指を押し付けて解除してしまえばいいのです。事前に認証に使っている指を確認しておきましょう。
寝ている相手はそう簡単には起きませんが、念のため相手が酔っ払って寝てしまった時を狙いましょう。泥酔している相手は通常よりも起きる確率が低いので、その後ゆっくりとスマホ内をチェックすることができます。
パターンロック認証の場合の解除
Androidスマホの場合、パスワード入力ではなくパターンロックを設定している人も多いかと思います。しかしこのパターンロックは割と簡単に見破ることができます。
ポイントは指の皮脂です。
最近のスマホは鮮明でコントラストの高い映像を表示できるよう、ほとんどがグレア液晶(光沢液晶)を採用しています。保護フィルムが貼られていない画面は、スマホをちょっと横に傾けて光の加減を調節すると、指紋の跡がくっきりと見えるはずです。
もちろんロック解除後にいろいろ操作をすれば、パターンロックの軌道の跡は消されてしまうこともあります。
しかしパターンロックの性質上、それぞれの点が直線で繋がっていること、しかも一度経由した点は使えないという特徴があります。
さらに相手がパターンロックを解除する際に指の動きをよく見ておきましょう。解除中に後ろから覗くことができれば、指の動きがどんな方向に移動をするかを見ておきましょう。
これらを加えてパターンを推測してみてください。何度かやるうちに認証を解除することができるはずです。
ただしパターンロックは5回失敗すると「ロック解除パターンの入力を5回間違えました。 30秒後にもう一度お試しください。」と表示されて30秒間パスワードが入力できなくなります。
この際にGoogleアカウントのIDとパスワードがわかっていれば、Googleアカウントでログインすることができます。「パターン(またはパスコード)を忘れた場合」をタップするとGoogleアカウントでのログイン画面が表示されるので、IDとパスワードを入力してロックを解除できます。
ロックを解除せずに携帯を見る方法
ロックは解除しなければ携帯(スマホ)の中を見れないですが、何も自分で解除しなくても携帯の中身を見れればいいわけなので、本人に解除してもらいましょう。
つまり、あなたが相手の携帯を使わせてもらう状況を作り出せばいいのです。その際、本人にロックを解除して携帯を見せてもらえば、「黙って携帯を見るヤツ」とレッテルを貼られることもありません。
この方法だとじっくりと携帯(スマホ)の中身をチェックすることはできませんが、この方法のいいところは、同時に相手の反応も見ることができることです。
いきなり「携帯貸して」と言われると、なんでもない相手でも少しドキッとするはずですが、大抵は気持ちよく貸してくれるはずです。
逆に拒まれたり、焦ったり挙動不審になるような反応をされれば、高い確率で浮気をしている可能性があると言えるでしょう。
では、どのような理由で相手の携帯を使わせてもらう状況を作り出せばいいのでしょうか?あくまでも自然な態度を装って状況を作り出してください。
自分の携帯(スマホ)の電源が切れた(もしくは電池があとわずかしかない)
自分の携帯(スマホ)の電源が切れてしまったけど、どこかに連絡しなければいけない、今すぐ何か調べ物をしたい、道に迷ったなどでマップ(ナビ)を使いたい、など、どうしても相手の携帯(スマホ)を使わせて欲しい状況を訴えて、相手の携帯やスマホを貸してもらいましょう。
完全に電源が切れていなくても、電源が残り数%しかなく、後で友人などに連絡しなければいけない(もしくは電話がかかってくる)ので、今は自分の携帯は使えないなどの理由でもいいでしょう。
電話をかけたいだけだと使用範囲が限られてしまうので、「検索したいことがある」や「マップを使いたい」などと言って借りると良いでしょう。
検索で借りた場合
ブラウザアプリの検索履歴と、検索欄を使って予測変換をチェックしましょう。
履歴のチェックは、サファリの場合、下メニューの本のマークをタップすると出てくるメニューの「履歴」から、Chromeの場合、右上のメニューマークから「履歴」を、それぞれチェックすることができます。
マップで借りた場合
マップには以前利用した履歴が表示されるはずですので、履歴に怪しい検索履歴がないかチェックしましょう。Google Mapsの場合は、検索欄をタップすると以前の検索履歴が出てきます。
さらに検索欄を使って予測変換をチェックしましょう。
子供にゲームやらせて
子供がいる場合、スマホでゲームをやらせている家庭は多いようです。下準備として、普段から子供がやりたがるゲームを自分のスマホなどでやらせておきましょう。
そして自分がスマホを忘れた、もしくは電源が切れてしまったなど、自分のスマホが使えない時に、子供がぐずってゲームをやりたいと言う状況へ持っていき、子供にゲームをやらせてあげたいからと言って相手のスマホを借りましょう。
そして相手のスマホにゲームをインストールする際に、どんなアプリがインストールされているか、スマホの中身もチェクしましょう。
番号(住所)メモらせて
手元に紙とペンがない場合、携帯(スマホ)をメモ帳やリマインダー代わりとして利用することはよくあります。
あなたが電話中で自分の携帯を使っているとき、手元に紙とペンがなく、どこかの電話番号を記録しておかなければいけないような場合、「電話番号を覚えられないから携帯のキーパットに入力させて」などと言って、携帯を貸してもらいましょう。
もしくはどこかの住所や契約番号(内容)など、メモを取らなければいけない場合、メモを取ったらそのまま送信してもらえば内容がわかるからと言って、自分宛のメールやメッセージ入力欄を使わせてもらいましょう。
自分宛のメールやメッセージ欄を使わせてもらえたら、すかさず予測変換で浮気チェックをしてみましょう。
こちらも事前に下準備として、普段からメールやメッセージをメモやリマインダー代わりとして使っているようなメールやメッセージを、相手へも数回送っておくなどして慣らしておくと良いでしょう。
写真(動画)撮らせて
スマホのデータがいっぱいで新しい写真が撮れない時、どうしても今写真(動画)を撮りたいからカメラ機能を使わせてと言ってスマホを借りましょう。
スマホで写真を撮ったら、撮った写真をチェックするフリをして、保存されている他の写真もチェックしてみましょう。浮気相手との写真が見つかるかもしれません。
怪しい写真があれば、メッセージなどで写真を添付して自分の宛てに送っておきましょう。メッセージを使って写真を送った場合、証拠が残らないように該当の送信メッセージは削除しておきましょう。
「浮気してないなら携帯見せて!」
すでに浮気を疑っていて、相手にも問い詰めて(もちろん相手は浮気を認めないと思いますが)しまっている場合、「浮気をしてないと言うなら携帯(スマホ)見せて!」とズバッと聞いてみましょう。
この時、普通の状態で聞いても拒否されたり、ごまかされたりするだけですから、相手が酔っ払っていたり、寝起きや半分寝ているような状態を狙って聞いてみましょう。運よく許可をもらって携帯をみれることができるかもしれません。
普段から浮気の証拠を消している相手だとあまり証拠は見つからないかもしれませんが、油断している場合は証拠を消し忘れていることもあるので、何らかの証拠が見つかるかもしれません。
ただしこの方法は強行突破なので、相手を怒らせてしまったり、関係が悪化する恐れもあるので、あまり良い方法とは言えません。
浮気の証拠を見つけるには
スマートフォン(Android、iPhone)の普及で、携帯はよりパーソナルなものとなり、セキュリティの面からしても、なかなか簡単に中身を見ることができなくなりました。
それでもやはり浮気・不倫の証拠は、携帯・スマホに入っていることが多いので、どうにかして中身を調べて、浮気をしていないか探りたいですよね。
では運よく携帯・スマホの中身が見れるようになったとして、浮気の証拠を見つけるには、何をチェックすればいいでしょうか?
やはりメールやLINEのやり取りが一番浮気を見つける可能性が高いと言えます。
他にも、スマートフォンなら入っているアプリや予測変換も浮気発見の糸口となりますので注意してチェックしましょう。
詳しくはこちら→携帯の中身から浮気を調べる
メールやLINEは証拠にならないって本当?
携帯やスマホの中を見て、怪しいメールやLINEのやり取りを見つけたとしても、それが浮気の証拠にならないって本当でしょうか?
一般的にみたら「好きだよ」とか「愛してるよ」と言ったメールを見つけてしまったら、浮気をしていることはほぼ確実です。
しかしこれだと、ふざけて送ったと言われたらそれまでです。何が何でも浮気を隠し通したい人は、どんなに理不尽な嘘でも突き通します。
しかも、これが離婚や慰謝料請求などの裁判となった場合、メールのやり取りだけでは「不貞の証拠」としては認められない可能性があります。
もし離婚や慰謝料請求も考えているのなら、メールなどから得た浮気の証拠から、次に浮気相手と会う日を割り出すなどして、浮気現場の写真を押えるのが一番です。
自分で尾行や浮気調査が難しいと感じた場合や、決定的な浮気の証拠が欲しいと思っている場合は、プロの探偵に依頼してみると良いでしょう。