浮気症チェックリストと浮気性の人との付き合い方

世の中には浮気を繰り返す浮気性な人がいます。気の迷いでの浮気ならともかく、浮気性の人は何度も浮気をしますので、パートナーとなった人はたまったものではありません。

残念ながら浮気性とは分からずに結婚してしまうと、遅かれ早かれ浮気・不倫に走ってしまい、許せない場合は離婚となってしまうでしょう。

そこで浮気性のチェックや原因、治す方法や、浮気性の人との付き合い方などをまとめました。

浮気性とは?

浮気を繰り返してしまう性格のこと。浮気性の人は、男女問わず一定数存在します。浮気性の人は、常に異性を意識していて、次から次へと新しい恋愛をしていきます。

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浮気の定義

よく「どこからが浮気?」と言いますが、二人きりで会っていたら浮気という人から、体の関係があれば浮気という人まで様々です。浮ついた気持ちを持った時点で浮気だと言う堅い人までいます。

気持ちはとにかく、キスや体の関係があったことを浮気と捉える人が多いのではないでしょうか。離婚の原因の一つとなるのは「不貞行為」ですから、パートナー以外の異性と肉体関係があった時点で浮気ということになります。

関連:どこまでが浮気?

浮気性チェック

浮気性の男性と結婚してしまったがために、一生相手の浮気に悩むなんて人もいますよね。

そこで、あなたの恋人または配偶者が浮気症かどうかチェックリストを使ってチェックしてみましょう。あなたのパートナーは大丈夫ですか?

1.嘘つき

すぐにわかるような嘘を平気でついたり、嘘をついても悪いと思っていない。人は嘘をつく時は多少なりとも罪悪感を感じるもので、そう簡単にホイホイと嘘はつけないのですが、世の中には息をするように嘘をつく人もいるわけで、浮気に慣れている人は嘘をつくのにも慣れていると言えます。浮気や不倫に関することに関わらず、普段からよく嘘をつく人は要注意です。

2.寂しがりや

いつも誰かに構ってもらわないと気が済まず、構ってもらえない時には他の人を見つけて心の寂しさを埋めようとします。寂しがりやな浮気性は女性に多いようですが、さらに自己肯定感が低いと、自分の体を大切にしないので、何人もの人と体の関係になってしまうこともあります。

また、誰かに必要とされたい願望が強すぎると、体を重ねる分だけ、自分が必要とされていると感じて浮気を繰り返してしまいます。

3.性欲旺盛

独特の性癖があったり、性欲が強いと感じる人は、パートナーとのセックスに満足できず、浮気に走ることがあります。性欲が強いにも関わらず、パートナーとセックスレス状態というような場合、他の相手を見つけて性欲を解消している可能性が高いです。

さらに、独特の性癖がある人で、パートナーにもカミングアウトしていない人は、パートナーとはできないような特殊なセックスを他の相手を探してすることがあります。

4.恋愛中毒

とにかく恋愛をしていたい恋愛至上主義な人は、結婚しても、いくつになっても、恋愛をやめることができません。人間は恋愛した時に出る「PEA」と呼ばれる恋愛ホルモンによって、高揚感や快感を感じています。PEAの主成分は覚醒剤と同じですから、恋愛中毒者は、文字通り恋愛の「中毒」と化していてます。

恋愛中毒者は、恋愛した時の快感が忘れられず、浮気を繰り返してしまいます。

5.お金の使い方が荒い

浮気をするにはお金がかかりますが、何に使っているか分からないようなお金が毎月消えていくような人は、浮気にお金を使っているかもしれません。携帯代が高かったり、ガソリン代がやけに高くつくようなら、浮気相手と頻繁に連絡を取っていたり、会いに行くために車を使っている可能性があります。

6.交友関係が広い

交友関係が広い人は、それだけ出会いの場が多かったり、マメでよく連絡を取っていたりします。出会いの場が多いと、それだけ異性との出会いの確率も高まります。また、自分が知らない交友関係があればあるほど、知らないところで浮気をされても気づかないことになります。

特に異性の友達が多い人は要注意。何かのきっかけで男女関係に発展することもありえます。SNSを出会いの場として利用している人もいるので、SNSで異性の友達が多い場合も要注意です。

また、会社の付き合いが多い場合も、会社の付き合いと称して、浮気相手と会っている可能性もあります。

7.仕事でトラブルを起こしやすい

仕事が長続きしなかったり、よく職場でトラブルを起こすような人は、恋愛においても長続きしなかったりトラブルを起こしやすいです。転職を繰り返すような人は、ダメなら次に行けば良いという考えなので、恋愛でも次から次に行く傾向があります。

こういう人は結婚のような一人の人と添い遂げるというシステムには不適合なのですが、運悪く結婚してしまった場合、家庭外で浮気を繰り返すことになります。

8.優柔不断

優柔不断で押しに弱いタイプの人は、言い寄られてもはっきりと断れなくて、そのまま流れで浮気に発展してしまう可能性があります。優しい人は人に好かれますので、自分が意図していなくても、言い寄られて関係を持ってしまったという人も少なくありません。

9.周りに浮気をしている人が多い

「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもので、周りに浮気をしている人が多いということは、それだけ浮気に対する罪悪感が薄くなります。浮気をするような人たちと付き合っていると、日常的に貞操概念のモラルが欠けていき、浮気を悪いことだと思わなくなっていきます。

また、仲間同士でかばい合い、お互いに浮気相手と会う際にアリバイ工作をするような人たちもいますので、より浮気していることがわかりにくくなることもあります。

10.お金を持っている

浮気をするにはお金がかかります。お金があるとモテますし、デートやプレゼントなど、お金の上限に関係なく相手が喜ぶようなものをあげることができます。実際に、愛人を囲っていたり、隠し子がいたりするお金持ちが世の中には存在します。

これは男性に限らず、お金のある女性も同じです。高給取りで仕事が忙しい旦那を持っている女性が、寂しさを紛らわすために、大学生のように若くてお金のない男性をヒモのようにして浮気をしている人もいるようです。

チェックが3個以下の場合、浮気性度が低めですが、4個以上の場合、浮気性度は50%。
8個以上の場合、浮気性度はかなり高いと言えます。

浮気性になる原因

浮気症の人は、育ってきた環境によって浮気性になる人もいます。子供の頃に虐待や親の愛情が十分にもらえなかった人が、大人になり異性からの愛情を持って愛情の欠乏を補っていたり、自己肯定感が低いがために、セックスをすることによって自分の価値を認識する人もいます。

さらに親の離婚や浮気などが原因で、子供の恋愛観を変えてしまった可能性もあります。子供の頃の家庭環境は、性格形成にとても重要な関わりを持っています。両親が浮気や不倫をし、それが原因で離婚してしまったという環境で育ってきた子供の場合、恋愛や結婚を信じられなくなってしまい、結果として親と同じように浮気をしてしまう人や、逆に親を反面教師として勤めて温かな家庭を築くかのどちらかになります。

親と同じように浮気をしてしまう人の場合、浮気をすることが当たり前で悪いと思っていないということもあるので、治すのは難しいかもしれません。

浮気性の原因となるもの

  • ストレス
  • 心の傷による性格形成
  • 自己顕示欲の誇示
  • 恋愛観のモラルの欠如
  • 欲望に逆らえない

浮気症は治らない?浮気性を治す方法

浮気性は治らない病気とも言われていますが、なんとかして治すことはできるのでしょうか?結論から言うと、本人が本気で治す努力をしない限り治すことは難しいでしょう。

自分なら相手を変えられるなどと考えるのはおこがましいです。ましてや子供が生まれたら変わってくれるだろうなどと考えるのも間違っています。子供ができて変わる人もいれば、変わらない人もいます。それらは本人が変わる努力をしたか、変わりたいと思って変わったかどうかですので、子供が原因で変わるというよりもきっかけにすぎません。

人は簡単には変わりません。変われる人もいますが、本人が本気で変わる努力をしない限り変わりません。浮気性は性格の一部でもあるので、他人が相手の浮気性を治そうなどと考えても、結局本人が変わらない限り無駄な苦労に終わります。

浮気性の人は、心の傷による性格形成や、モラルの欠如、欲望に逆らえないなど、その人の根本的な性格の部分が原因で浮気をしてしまいます。それらに対する予防策を講じたとしても、結局本人の根本的な性格は変わっていませんので、またストレスや寂しくなったなど、浮気をする口実ができてしまったら浮気を繰り返してしまいます。

本人が変わるきっかけを与えてあげる

ではどうしたら本人が変わる努力をしてくれるでしょうか?それは変わるきっかけを与えてあげれば良いのです。

先ほどの子供ができて浮気性が治ったという人もいると言いましたが、それも一つのきっかけと言えるでしょう。変わろうと思うきっかけは人様々なので、相手の性格によってどんなことがきっかけになるのかはわかりません。この人にはきっかけになっても、他の人には逆効果ということさえあります。

例えば、浮気を知った奥さんが精神を病んでしまって、本当に悪いと思って心を入れ替えたという人もいますし、逆にどんよりとしていると鬱陶しくなってますます家に寄り付かなくなったという人もいます。

どうやったら本人が変わろうとしてくれるのか、夫婦間で話し合うなり、場合によってはカウンセリングに行くなりして探っていきましょう。

浮気性の人との付き合い方

では、もしあなたのパートナーが浮気性だとして、その浮気性が治らないとしたら、どのように付き合っていけばよいでしょうか。

恋人同士の場合、今の浮気性の相手とは別れて、別の人との付き合うことは容易いですが、既婚者だとそう簡単にはいきません。そこで、浮気性の人と付き合う方法を探りました。

浮気性以外の良い部分に注目する

浮気性といっても、それはその人の一部分でしかありません。人間誰でも良い部分があるものです。浮気性でも、それ以外の良い部分に注目してみれば、相手を見る見方が変わるかもしれません。

浮気性でも家庭は大切にしてくれる、浮気性でも良い父親・母親でいてくれる、はたまた浮気性でもお金持ちであったり、仕事ができる人だったり、一緒にいて楽しい、優しいなど、あなたがその相手に惹かれた部分を思い出してください。

暴力を振るったり、借金を重ねたりすることに比べたらマシだと思えれば、浮気性も可愛いものだと思えるかもしれません。浮気は浮気であり本気ではないのだからと、ドンと構えていましょう。

浮気を気にしない

浮気を気にしていたら浮気性とは付き合えません。浮気性は治らない病気だと思って、パートナーが浮気をしても、怒らず騒がず、気にしないようにしていれば、波風も立ちません。

浮気をしていても夫婦関係は良好だったり、子供にとって良き父・母ならそれで良い、家庭がうまく回っていればいい、お金さえ入れてくれればいいなど、人によっては考え方が様々になるとは思いますが、浮気をしていても単なる遊びだとして気にしないでいられるのならそれが一番でしょう。

ただし、いくら気をつけていたとしても、浮気相手が妊娠したり、パートナーが浮気相手の子供を妊娠したりするなどのリスクはありますので、子供ができたとしても対応ができるような心持ちは持っておきましょう。

オープンな関係になる

オープンな関係とは、お互いに家庭は大切にしながらも、外では自由に恋愛を楽しむことをお互いに容認しているような関係です。相手が浮気をするだけでなく、自分も恋愛を楽しめるのですから、win-winな関係と言えます。

ただし、家庭でもそれぞれの恋愛の話をしていいのか、家庭には恋愛は持ち込まないのか、しっかりとルールを決めること。子供もいるのなら、子供には悪影響が出ないようにするなど、一定の配慮は必要です。

歳をとるまで我慢する

浮気性は一生治らないと言われますが、歳をとると自然にできなくなります。若さもなくなり、見た目の市場価値も落ち、体のあちこちは痛くなり、おまけに加齢臭・・・年には勝てません。その時いくらお金があったって、そんな年寄りと浮気をしたいという物好きはそう多くないはずです。

若い時期はその時が全てだと感じますが、人生老いてからも長いです。60、70歳ほどになれば、浮気なんてできなくなってきます。とは言え世の中には、それを差し引いても魅力的な人はいるだろうし、死ぬまで現役という人も中にはいますが・・・。

それでも浮気が許せないのなら別れる

浮気が許せなく、相手の浮気性が治らないのなら、別れる(離婚する)ことも考えるしかありません。浮気性はなかなか治るものではありませんから、浮気性の相手が変わることを期待していてはダメです。あなたが我慢できるのであれば良いですが、我慢できないのであれば離婚するのも選択肢です。

別れる時は辛いですが、別れて良かったと思える日がきっと来るはずです。これからずっと浮気性に悩むよりも、新たに人生をやり直した方が幸せになれるかもしれません。

離婚をする場合、あなたに有利に進めるためにも、浮気の証拠は必ず手に入れておきましょう。相手の浮気で散々苦しんだのですから、取れるものは取ってから離婚しましょう。

浮気性の彼氏と別れた体験談

Mayuさん(28歳、女性)

当時同棲していた浮気性の彼氏がいました。彼はいつも、「〇〇(私のこと)が一番好きだよ。」と言っていたのですが、一番がいるということは二番目もいるということで、その時はそのことまであまり深く考えませんでした。

今まで2回も浮気をされていたので、連絡が取れなくなったときや、メールの返事がないときは、また浮気しているんじゃないかと、いつも不安で心配でした。
そのため、いつも何をしていたのか探るような話し方をしてしまったり、私の知らないところで何をやっているのか探るために、なんとか尾行はできないものかと企てたこともありました。

3回目の浮気が発覚したのは、彼が実家に帰ることが多くなった時でした。彼の実家は一緒に住んでいた家の近くでしたが、何かと用事をつけて実家に帰ることが多くなりました。最初はあまり気づきませんでしたが、1ヶ月もしないうちに回数が多くなり、さすがに怪しくなったので、また浮気をしているんじゃないかと勘が働きました。

どうにかして浮気の証拠を手に入れようとしましたが、相手もこちらが疑っていることがわかっていて、なかなか尻尾を出しません。確かな証拠はなかったものの、その時の私には状況証拠だけで十分でした。さすがにもう続けていくことは無理だと思い、別れを決意しました。

元彼は、自分が浮気をしていたにも関わらず、私が別れると言うとしつこく食い下がり、何としても別れないように私の荷物を隠したり、プレゼントを買ってきて機嫌を取ろうとしてきましたが、私の心のシャッターはすでに完全に閉まっていたので、彼のいない間に荷物をまとめて振り切るように家を出て別れました。

それから数年は恋愛できませんでしたが、次に付き合う人は絶対嘘をつかず、浮気をしない人にしようと思い、誠実で浮気をしなそうな人と付き合いました。すると、今まで元彼と付き合っていた時に悩んでいたことが全く嘘のように無くなりました。

付き合う前に、前の彼氏は浮気性で心配性になってしまったと伝えてあったので、どこかに出かけるときは絶対に場所と相手を教えてくれ、帰ったら連絡をくれましたし、スマホも自由に見ていいとパスワードも教えてくれました。

本当に何もやましいことがない人は、何も包み隠さず、相手のことを思いやってくれるのだとその時気づきました。相手を変えるだけで、こんなにも楽に付き合えるのかと思うと、こんなことなら早くに分かれておけば良かったと思ったくらいです。

今ではその彼と結婚して、浮気の心配がない幸せな生活を送っています。

浮気性についてのまとめ

浮気性の人は、育った環境や価値観の違いによって浮気を繰り返すようになってしまっています。浮気性は治らないものだと思って一生付き合っていくか、諦めて離婚するかはあなた次第です。

パートナーの浮気が原因で離婚に至る場合、相手に慰謝料を請求することができます。何度も浮気を繰り返しているのにやめてくれない場合、度合いによっては高額な慰謝料を請求できるかもしれません。

ただし、慰謝料を請求する場合は浮気の証拠が必要なので、離婚を検討している場合は浮気の証拠を必ず手に入れておきましょう。今までの浮気の証拠がなくても、浮気性ならば次もまた浮気するはずですから、泳がせておきながらじっくり証拠を手に入れて、離婚に向けて準備していくと良いでしょう。

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